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関係の質を高める本音の対話|Baobleで見える化する心理的安全性と信頼

組織やチームで成果を上げたいと考えたとき、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは戦略やスキルの強化かもしれません。

しかし、いくら優れた戦略や技術を取り入れても、うまく機能しないことがあります。その背景には、メンバー同士の関係性やコミュニケーションの質が大きく影響していることが少なくありません。

本記事では、関係の質が成果に与える影響や、その質を高める具体的な方法に加えて、非言語コミュニケーションを可視化するツール『Baoble(バオブル)』の特徴についてご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.良い結果を生むために欠かせない「関係の質」とは
    1. 1.1.関係の質を高める具体的なポイント
  2. 2.関係の質は「コミュニケーションの雰囲気やプロセス」に現れる
  3. 3.「Baoble」による非言語コミュニケーションの可視化
    1. 3.1.Baobleとは
    2. 3.2.Baobleの特徴
  4. 4.まとめ

良い結果を生むために欠かせない「関係の質」とは

良い結果を生むために欠かせない「関係の質」とは

個人やチームの成果を高めるには、まず「関係の質」に注目することが重要です。

マサチューセッツ工科大学(MIT)のダニエル・キム教授の理論によると、人や組織の関係性が変わることで思考の質が向上し、それが行動に反映され、最終的に結果の質にも影響を及ぼすとされています。

つまり、望ましい成果を生み出すためには、戦略や技術だけでなく、関係の築き方や信頼の深め方に意識を向けることが欠かせないということです。

関係の質を高める具体的なポイント

関係の質を高めるための具体的なポイントとして、まずお互いに信頼を築く行動を意識することが挙げられます。約束を守る、相手の意見を尊重する、感謝の気持ちを伝えるなど、日常的な小さな行動の積み重ねが信頼関係を強めます。

次に、心理的安全性を高めることも欠かせません。誰もが意見を自由に発信できる環境は、新しいアイデアや改善策を生み出す土壌となります。失敗を責めるのではなく、学びの機会として受け止める文化を創ることで、チーム全体の成長にもつながります。

さらに、双方向の対話を意識することも大切です。一方的に指示を出すのではなく、相手の考えや気持ちに耳を傾けることで、お互いの理解が深まり、協力関係が強化されます。

こうした取り組みを継続することで、個人の成長はもちろん、チームのパフォーマンスや組織全体の成果の向上にもつながります。

関係の質は「コミュニケーションの雰囲気やプロセス」に現れる

関係の質は、日々のコミュニケーションの雰囲気やプロセスに現れます。

そもそもコミュニケーションとは、自分の考えや意図を適切に表現(記号化)し、相手のメッセージを正確に受け取る(解読する)ことを指します。

この相互理解がスムーズに行われていると、関係性は自然に深まり、結果として関係の質も高まります。

心理学の研究では、会議や話し合いにおいて「発言量の均一性」が参加者の満足度を高めることが報告されています。全員がほぼ同じくらい発言することで、話し合いが充実していると感じやすくなり、関係性の向上にもつながるのです。

一方で、言語コミュニケーションには限界もあります。言葉だけでは関係の質を完全に把握することは難しく、ここで重要になるのが非言語コミュニケーションです。

表情や声のトーン、視線、身振りなど、言語以外の情報を通して相手の気持ちや意図を感じ取ることで、より豊かで信頼に満ちた関係を築くことができます。

こうした言語・非言語の両面に配慮したコミュニケーションが、個人やチームの関係性を深め、結果的に関係の質を高める大きな要因となります。

「Baoble」による非言語コミュニケーションの可視化

「Baoble」による非言語コミュニケーションの可視化

非言語コミュニケーションを理解・分析する方法の一つとして、『Baoble(バオブル)』があります。

言葉だけでは把握しにくい非言語情報を可視化することで、チームや組織の関係性の質をより正確に理解し、改善につなげることが可能です。

Baobleとは

Baobleは、組織内の非言語コミュニケーションを可視化し、対話や協働の活性化を支援するツールです。

会議や対面での話し合いにおける発言量や偏り、場の雰囲気などを客観的に把握でき、全員が意見を出しやすい環境づくりや信頼関係の構築につなげられます。

また、一人ひとりのコミュニケーション傾向を見える化することで、人的資本の活用や組織全体の生産性向上にも役立つツールです。

Baobleの特徴

Baobleの大きな特徴は、発言のやり取りや会話の流れを調整するなど、言葉に表れないやり取りの構造を可視化できる点です。

非言語コミュニケーションは、心の内部にある本音に近い感情が表れやすいとされ、相手に応じた親密さのレベルを示す指標としても活用できます。

Baobleでは、一人に偏らず多様な人とバランスよく会話できているか、笑いが起きて場が盛り上がっているか、一方的ではなく双方向の対話が行われているかといった状態を見える化することが可能です。

このように、Baobleを活用することで、本音に近いコミュニケーションの質を客観的に把握できます。

まとめ

この記事では、個人やチームの成果を高めるうえで重要な「関係の質」と、非言語コミュニケーションの可視化ツールであるBaobleについて以下の内容を解説しました。

  • 個人やチームの成果を高めるには「関係の質」に注目することが重要
  • 関係の質を高めるためのポイントは、主に「お互いに信頼を築く行動を意識する」「心理的安全性を高める」「双方向の対話を意識する」の3つ
  • 関係の質を完全に把握するためには、非言語コミュニケーションが重要
  • Baobleを活用することで、本音に近いコミュニケーションの質を客観的に把握することが可能

成果を高めるには、戦略やスキルだけでなく「関係の質」に注目することが欠かせません。ダニエル・キム教授の理論によれば、関係の質が変わると、思考・行動が変わり、最終的に結果の質も向上するとされています。その関係の質を高めるには、まずコミュニケーションの質を見直すことが重要です。

ここで役立つのがBaobleです。非言語のやり取りを可視化することで、より良い関係性の構築に貢献します。

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