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対面のつながりが変える!風通しの良い職場をつくる方法

社内コミュニケーションが不足すると、上司と部下の間に心理的な壁が生まれたり、部署間の連携が滞ったりする原因になります。その結果、情報共有の遅れや業務ミスが増え、組織全体のパフォーマンスの低下を招くことも少なくありません。

また、発言が偏って本音が見えにくくなったり、せっかく実施した施策の成果が測れなかったりといった課題も発生します。

こうした問題は、職場環境や社員のモチベーション低下、さらには離職率の上昇にもつながります。「もっと風通しをよくしたい」「部署を超えた信頼関係を築きたい」と感じている企業も多いのではないでしょうか。

この記事では、社内コミュニケーションが必要な理由や、よくある課題、その解決を支援する『Baoble(バオブル)』についてご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.社内コミュニケーションが必要な理由
    1. 1.1.信頼関係を築き、安心して働ける職場をつくるため
    2. 1.2.情報の行き違いやミスを防ぐため
    3. 1.3.社員のモチベーションを維持・向上させるため
    4. 1.4.人材の離職を防ぎ、定着率を高めるため
  2. 2.よくある社内コミュニケーションの課題
    1. 2.1.上司と部下の間に壁がある
    2. 2.2.チーム間の連携がうまくいかない
    3. 2.3.会話していても本音が見えにくい
    4. 2.4.コミュニケーションの成果が測れない
  3. 3.組織内のつながりを可視化し、対話を促進する『Baoble(バオブル)』
  4. 4.まとめ

社内コミュニケーションが必要な理由

社内の人間関係や業務の円滑な遂行には、コミュニケーションが欠かせません。部署や立場を超えたやり取りが活発になることで、組織全体の結束力が高まり、生産性や職場環境の向上にもつながります。

ここでは、社内コミュニケーションが重要な理由を4つの視点からご紹介します。

信頼関係を築き、安心して働ける職場をつくるため

日頃から円滑なコミュニケーションがある職場では、社員同士の信頼関係が自然と育まれます。

お互いに「相談しやすい」「助け合える」と感じられることで、心理的な安心感が生まれ、働くうえでのストレスの軽減にもつながります。

その結果、職場全体に信頼と協力の文化が根づき、社員が安心して働ける環境を実現することが可能です。

情報の行き違いやミスを防ぐため

日頃から社内でこまめにコミュニケーションが取れていれば、業務連絡や指示内容の行き違いが起きにくくなります。

情報を共有するタイミングや伝え方に対する意識が高まり、ちょっとした認識のズレや確認漏れといったミスを未然に防ぐことが可能です。

結果として、トラブルの発生を減らし、業務の正確性と効率の向上にもつながります。

社員のモチベーションを維持・向上させるため

上司や同僚との日常的な対話があることで、社員は自分の意見や考えがしっかり受け止められていると実感できます。

こうしたコミュニケーションは、会社や仕事に対する帰属意識ややりがいを高め、結果的に社員のモチベーション維持・向上に寄与します。

人材の離職を防ぎ、定着率を高めるため

良好な人間関係が築かれている職場は、社員が感じるストレスが少なくなり、結果として「この職場で長く働きたい」という意識を持つ人が増えます。特に新入社員や若手社員にとっては、職場に早くなじめるかどうかが仕事の続けやすさを左右する大きなポイントです。

日頃からの積極的なコミュニケーションは、こうした環境づくりに欠かせず、人材の離職を防ぎ、定着率を高めるうえで非常に重要な役割を果たします。

よくある社内コミュニケーションの課題

社内コミュニケーションにはさまざまな課題が存在し、それが組織のパフォーマンスに影響を及ぼすことも少なくありません。

ここでは、多くの職場で見られる代表的な問題点を4つご紹介します。

上司と部下の間に壁がある

社内会議で上司が話しすぎてしまい、部下が発言しにくい状況になっていることはありませんか?

また、部下との面談の場で、上司が一方的に話して満足してしまい、部下の意見や悩みが十分に聞き取れていないというケースもよく見られます。

こうした状況では、上司が意図せず心理的な壁を作り出している可能性があります。部下は「自分の意見は重要ではない」と感じたり、「話しても聞いてもらえない」と諦めてしまうことがあり、結果としてコミュニケーションの断絶を招くことにつながります。

チーム間の連携がうまくいかない

コミュニケーションが不足すると部署やプロジェクトごとに情報が分断され、チーム間の横のつながりが弱くなってしまいます。その結果、必要な情報共有が滞り、業務の効率低下や連携ミスが起こりやすくなります。

例えば、店舗を持つ業界では、各店舗での接客スタイルや「勝ちパターン」が属人的になり、店舗間で共有されていないケースがよく見られます。

ある店舗で成功した接客方法や顧客対応のノウハウが他店舗に伝わらないと、組織全体としての成長や効率化が妨げられてしまいます。結果として、同じ課題に各店舗が個別に取り組む非効率な状況に陥りがちです。

会話していても本音が見えにくい

コミュニケーションが不足すると、会議や話し合いの場でいつも発言する人が限られてしまいがちです。

その結果、多くの社員が本当の意見や気持ちを伝えられず、本音が見えにくい状態になります。また、意見がなかなか出ず沈黙が続かないようにするのは、ファシリテーターの手腕に任されている状況が多く見られます。

このほか、発言が多い人ばかりが評価される傾向にあり、話す機会の少ない社員の考えが埋もれてしまうことも少なくありません。このような状況では、組織全体で多様な意見を取り入れることが難しくなります。

コミュニケーションの成果が測れない

コミュニケーションが不足すると、例えば全社で1on1を導入しても「何を話しているか」「どのような課題が出たか」といった内容が把握できません。そのため、実施しただけで終わってしまい、効果を正しく評価することが難しくなります。

とある大手製造業では、縦割り文化が根強く、横のつながりを強化するための組織風土改革を進めています。組織の枠を越えて初対面同士が集まるチームを編成し、活発な議論や新しいアイデアの創出を目指していますが、次のような課題が浮かび上がっています。

  • 会議が本当に活発に行われているのか?
  • そのメンバー構成で本当に良かったのか?
  • どんなタイプのメンバーが集まると効果的な議論ができるのか?

これらの疑問に対する効果測定が十分に行われておらず、試行錯誤が続いている状況です。このような課題は、多くの企業の現場でも共通して見られるものではないでしょうか。

組織内のつながりを可視化し、対話を促進する『Baoble(バオブル)』

『Baoble(バオブル)』は、組織内のつながりを可視化し、対話を促進するコミュニケーション分析サービスです。話し合いの状況をデータとして数値化し、発言の量や偏り、盛り上がりや沈黙など場の雰囲気を客観的に把握できます。

例えば、会議の場で特定のメンバーだけが発言し、他のメンバーが意見を述べる機会を失っている場合、Baobleはその偏りを可視化します。これにより、会議の進行を見直し、全員が参加しやすい環境を整えるための具体的な改善策を講じることができます。

また、新しく編成されたプロジェクトチームや初対面同士のメンバーが集まる場では、コミュニケーションの活性化をサポートし、信頼関係を構築するきっかけを提供します。

また、 Baobleを活用することで、コミュニケーションの分析にとどまらず、人的資本経営や適材適所の配置判断にも役立てることができます。

一人ひとりのコミュニケーション傾向を可視化することで、個々の特性を最大限に活かし、多様な人材の意見を組織の力として取り込むことが可能になります。その結果、柔軟で風通しの良い職場環境が育まれ、組織全体の活力と生産性が向上します。

まとめ

この記事では、社内コミュニケーションの重要性や課題、その解決策としてのBaobleについて以下の内容を解説しました。

  • 社内コミュニケーションは信頼関係の構築、情報共有ミスの防止、モチベーション向上、離職防止に不可欠
  • よくある課題は、「上司と部下の間に壁がある」「チーム間の連携がうまくいかない」「会話していても本音が見えにくい」「コミュニケーションの成果が測れない」の4つ
  • Baobleは話し合いの状況をデータとして数値化し、発言の量や偏り、盛り上がりや沈黙など場の雰囲気を客観的に可視化するサービス
  • Baobleの活用により、発言者の偏りの是正や話し合いの活性化、チーム間の信頼構築、一人ひとりの特性を活かした人的資本経営、柔軟で風通しの良い職場環境を実現可能

コミュニケーションの質を高めることは、組織の活力を引き出し、社員一人ひとりが安心して働ける環境をつくる第一歩です。『Baoble』を活用して、組織のつながりを強化し、より良い職場づくりを目指してみませんか?

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編集部
編集部
出張管理・経費精算の「ビズバンスJTB出張予約」「ビズバンスJTB経費精算」「ビズバンスJTB経費データ連携」のトータルソリューションを提供。業務課題を目的とした豊富なツールとプロのコンサルティングで効果分析や運用改善をサポートしています。25年という実績を活かし、経理や人事のバックオフィス業務をはじめとするビジネスに役立つ情報を更新しています。

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