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経理業務のBPO業者選定のポイント

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今、業務を外部の専門業者へアウトソーシングする「BPO(Business Process Outsourcing)」が、多くの企業で取り入れられており、ここ数年でBPO市場は堅調に伸びています。特に経理業務のBPOを導入するケースも多く、経理業務の効率化や人件費などのコスト削減などを実現しているところもあります。

このような中、BPO業者選定は非常に重要になります。そこで今回は、企業が自社の経理業務をBPOする際の、業者選定のポイントをご紹介します。



目次[非表示]

  1. 1.経理業務のBPOがもたらすメリット
  2. 2.経理業務のBPOの業者選定のポイント
    1. 2.1.1.セキュリティ体制は万全か
    2. 2.2.2.対応できる業務範囲はどのくらいか
    3. 2.3.3.コストと業務内容や質が見合いそうか
    4. 2.4.4.専門とする領域・得意とする業務がマッチするか
    5. 2.5.5.ITツールを活用しBPOを行っているか
  3. 3.まとめ


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経理業務のBPOがもたらすメリット

BPOは、さまざまな経営的メリットや業務改革を生み出します。

例えば、経理業務のBPOであれば、プロに任せることによる業務効率化・業務改善・業務品質の向上が期待できます。経理業務が効率化・改善し、品質向上につながる上に、自社での経理業務が不要になります。

また、人件費削減などのコスト削減につながります。経理業務によくある繁忙期に対応するための増員などの対策も不要になります。

さらに、経理業務が効率化することで、経理担当者がコア業務に従事することができるようになり、経理部門のCFO(最高財務責任者)化にもつながる可能性があります。

このように多くのメリットが生まれることから、多くの企業が、経理業務のBPOにすでに着手しています。


経理業務のBPOの業者選定のポイント

経理業務のBPOを行う場合、注意したいことがあります。それはポイントを押さえて業者選びを行うことです。経理業務のBPOで確実に成果を出すために、次のポイントを踏まえましょう。


1.セキュリティ体制は万全か

機密情報を扱う経理業務を依頼するときにセキュリティは非常に重要になります。万が一、機密事項や顧客情報などの情報漏えいなどが起きてしまうと、重大なインシデントになってしまいます。セキュリティ関連の認証を取得しているなど、セキュリティに関して安心できる業者に依頼することが重要です。またその業者が、顧客情報の管理などの情報管理をどのように行うのか、セキュリティの観点からもあらかじめ体制を確認しておくことも大切です。
例えば経費精算業務では、法人顧客の個人情報(○○株式会社のAさんの社員番号、メールアドレス、電話番号など)を取り扱うケースが多く、ICカード等による入退室管理、監視カメラが設置された執務スペースで業務を行います。
個人顧客の個人情報(Aさんの自宅住所、口座情報など)を取り扱う場合は、更にセキュリティレベルを上げ、執務スペースへのデバイス持ち込み制限や、外部接続制限を行う環境を構築します。
委託する業務のセキュリティレベルに応じた環境を整えられる業者を選定する事がインシデント防止に繋がります。


2.対応できる業務範囲はどのくらいか

自社でBPO化を検討している経理業務のうち、依頼する業者はどこまで対応可能かについても、事前に確認すべきポイントです。
例えば、通常の事務処理には対応可能ではあるものの、例外処理などは対応できず、結局、自社で従来通り行う必要が出てきて、思うような業務効率化につながらなかったというケースもあります。あらかじめ、アウトソーシングしたい業務内容はどこなのか、そしてどこを対応してもらえば業務効率化が叶うのかなどを見積もった上で、業務の対応が可能なBPO業者を探すことがポイントです。


3.コストと業務内容や質が見合いそうか

コストと行ってもらう業務内容や質とが釣り合っているかどうかは非常に重要なポイントです。自社が依頼したい業務内容に対応できても、質が低いというケースもゼロではありません。どのくらいのコストパフォーマンスが得られるのか、事前ヒアリングや業者の過去事例を事前に確認して把握しておく必要があります。


4.専門とする領域・得意とする業務がマッチするか

業者によって特化している領域、もしくは、得意とする領域は異なるため、委託したい内容に適した業者を選ぶ必要があります。特にBPOは専門性の高いプロに委託することで業務効率を上げ、業務改善を行うのが目的です。その目的達成が叶う業者を選ぶ必要があります。
例えば、経理業務の中でも、出張の多い会社と少ない会社とでは、経理業務の内容も変わってきます。出張が多く、出張経費精算などの業務量の多い会社であれば、出張経費に強いBPO業者を選定することがポイントになります。


5.ITツールを活用しBPOを行っているか

これまでのBPO業者は、人手で行っていた作業をそのまま人手で運用するというサービスが主流となっておりました。
しかし、最近ではAIやRPAなどのITツールを積極的に活用し、人手で行っていた定型業務を自動化することで、より効率的な運用を行うBPO業者も増えております。
ITツールを活用することにより、作業精度やスピードが向上し人手で行う分の時間が短縮され、将来的にBPO委託コストの低減に繋がります。
BPO業者の中でも、どのように作業効率化を図っているかを見るのも自社の目的に合った業者を選定するポイントになります。


まとめ

経理業務をBPOする際の、業者選定時のポイントをご紹介してきました。これらのポイントを押さえることで、BPOを確実に成果につなげましょう。


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経費精算システム「J'sNAVI NEO」編集部 経費精算や出張管理業務の効率化を追求してきた20年の実績を活かし、経理や人事のバックオフィス業務をはじめとするビジネスに役立つ情報を更新しています。

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