
トルコ・ドイツ出張ガイド~ イスタンブール・ミュンヘンでの快適なビジネス滞在のために~
こんにちは!JTBビジネストラベルソリューションズです。今回は、弊社社員が実際に体験したイスタンブールとミュンヘンへの出張内容をもとに、これからトルコやドイツへ出張される方々に向けて、リアルな体験談を交えながら、快適な欧州出張をサポートする情報をまとめました。
トルコ航空の利用やアコーホテルでの宿泊体験を含め、ビジネス渡航に役立つ実践的な情報をお届けします。
※本コラムは2024年11月末時点の情報を元に作成しています。
目次[非表示]
- 1.トルコ最大の都イスタンブール
- 2.今回の私たちの旅程
- 3.羽田空港出発
- 4.イスタンブール空港到着
- 5.イスタンブールのおすすめホテル情報
- 6.イスタンブール グルメ・観光・お土産情報
- 7.ミュンヘン出発
- 8.ドイツ南部の歴史的な都市ミュンヘン
- 8.1.ミュンヘン空港到着
- 9.ミュンヘンのおすすめホテル情報
- 10.おわりに
トルコ最大の都イスタンブール
ボスポラス海峡を挟んでヨーロッパとアジアにまたがる世界で唯一の都市であり、トルコ最大の都。世界遺産であるイスタンブール歴史地区には荘厳なモスクや宮殿が立ち並び、古くから東西交易の懸け橋として繁栄した街の歴史を感じられます。
出典:イスタンブール - Google マップ
<現地で役立つ情報>
・電圧:電圧は220V。プラグはB・C・SEタイプ。日本とは違う為、変圧器、またはアダプターが必要となります。
・チップ/両替:チップは必須ではないが、レストランやタクシー等での目安は、支払い額の10%程度、ホテルのルームサービス等では5トルコリラくらいが適当。日本ではトルコリラへの両替ができない為、到着時イスタンブール空港にて両替することをお勧めします。
・治安:主要な観光エリアでは24時間体制で警備されている為、今回私たちが街中を歩いた際に危険を感じることはありませんでした。ただし一部エリアには危険な地区もありますので、なるべく主要なエリアを通り、人通りが多い明るい街灯のある場所を歩きましょう。
今回の私たちの旅程
私たちは今回ターキッシュエアラインズを利用して、イスタンブール(トルコ)/ミュンヘン(ドイツ)へ渡航しました。ターキッシュエアラインズは1933年設立のトルコの航空会社であり、
世界1の就航ネットワークを持ち120以上の国、300以上の目的地に就航しています。また、イスタンブールから3時間以内で到着可能な都市(欧州・アフリカ・中東)が80都市と便利なネットワークとなっております。
出典:https://www.turkishairlines.com/ja-jp
●スケジュール
■往路
24/11/26(火)TK199 羽田 22:05 ー イスタンブール 05:55 ※翌日着
24/11/28(木)TK1629 イスタンブール 08:35 ー ミュンヘン 09:25
■復路
24/11/30(土)TK1638 ミュンヘン 7:00 ー イスタンブール 11:50
24/11/30(土)TK50 イスタンブール 15:25 ー 成田 08:45 ※翌日着
<ターキッシュエアラインズアプリ>
・座席指定、有料サービスの事前購入(超過預け荷物、スポーツ用品、ペット)が可能
・ホテルやレンタカー予約のサイトにも飛ぶことも可能
・オンラインチェックインも出発24時間前からアプリで手続き可能
★おすすめポイント
・英語の記載になりますが、シンプルでとても見やすくわかりやすい
・いつでも座席の変更などが可能!
ターキッシュエアラインズアプリ
出典:https://www.turkishairlines.com/ja-int/flights/fly-different/our-mobile-apps/
<羽田空港ターミナル間の移動について>
もし、東京にお住まいではない場合は日本国内線に搭乗後、国際線に搭乗いただく場合もあるかと思います。今回、伊丹から羽田の便に搭乗しターミナル1に到着しました。
ターキッシュエアラインズはターミナル3を利用しているためターミナル間の移動が必要です。
ターミナル移動(T1からT3)の方法については下記2つの手段があります。
今回は無料連絡バスを利用しました。
出典:https://tokyo-haneda.com/access/travel_between_terminals/index.html
① 無料連絡バス(事前予約不要)
ターミナル間の無料連絡バスが運行しております。
05:00~20:00の時間帯は 4分間隔で運行しておりますので今回はこちらを利用して移動しました。
★注意ポイント
第1ターミナルから出発のバスは到着ターミナルごとによって乗車バスが異なるため乗り間違い注意!
② 京急線・モノレール
国内線⇔国際線間、国際線⇔国際線間のターミナルをまたぐ乗り継ぎを利用される方へ、
京急線・モノレールの第1ターミナル⇔第3ターミナル間、第2ターミナル⇔第3ターミナル間で利用できる「乗り継ぎ乗車票」を無料で配布しています。
配布対象者:国内線⇔国際線間、国際線⇔国際線間の乗り継ぎ利用者に限ります。(パスポート・航空券等の掲示で確認あり)
羽田空港出発
<ターキッシュエアラインズチェックイン方法>
ターキッシュエアラインズでは空港によって異なる場合もございますが、主に3つのチェックイン方法があります。今回往路便は①のオンラインチェックインでチェックイン手続きを行いました。
① オンラインチェックイン
② 自動チェックイン機でのチェックイン
③ カウンターでのチェックイン
① オンラインチェックイン
オンラインでチェックインするには、ウェブサイトまたはモバイルアプリの適切な画面に予約番号(PNR)と姓を入力。オンラインチェックインを使用すると、モバイル搭乗券をお使いの携帯電話に送信して印刷可能。
※出発24時間前から90分前までご利用可能。
★おすすめポイント
・オンラインチェックインをすることにより、カウンターチェックインに並ばなくていい!
・荷物預けがなければ、すぐに保安検査に行くことができるので時間の短縮になる!
・ボーディングパスをスマホのウォレットにも追加できたので、すぐに見せることが可能・なくす心配がない!
② 自動チェックイン機でのチェックイン
Eチケット番号または予約番号(PNR)を画面に入力すると、自動チェックイン機でチェックイン。座席の選択後に搭乗券を発行して、手続きが完了。
※自動チェックイン機でのご搭乗手続きは、フライト出発時刻の 12 時間前に開始。国内線の場合は出発時刻の45分前、国際線の場合は出発時刻の 60 分前に締め切り。
③ カウンターチェックイン
空港のカウンターでチェックイン。該当する Turkish Airlines のカウンターに進み、パスポートを提出して搭乗券を受け取り。手荷物をお持ちの場合は、カウンターで預ける。
※カウンターでは、国内線の場合はフライト出発時刻の45分前まで。国際線の場合はフライト出発時刻の60分前までご搭乗手続き可能。
<チェックイン後の流れ>
① 保安検査:機内持ち込み手荷物などの検査★22時出発便のため、保安検査も列はなく、スムーズであった。
② 税関
③ 出国審査:パスポートを機械に読み込ませ、顔写真の登録を行い終了
※出国スタンプが欲しい場合は出国審査後に有人カウンターでもらえる
④ 搭乗ゲートに移動 :出国審査を抜けると免税店やレストランなどあり。
出発ゲートによっては移動に時間がかかる場合もあるので注意が必要。
▶フライトについて
今回往路羽田→イスタンブールは、TK199のエコノミークラスを利用しました。
▶ターキッシュエアラインズのエコノミークラス
・機内食:離陸後・着陸前の充実した機内食の提供。左記以外での軽食も用意あり。
・アメニティ:ポップなトルコをイメージした、アメニティの提供。
(スリッパ、靴下、歯磨きセット、耳栓、アイマスク、リップクリームなどが含まれております。)
※詳細情報:Boeing 777-300ER | フリート | Turkish Airlines ®
<機内食>
◎離陸約1時間後
◎着陸約1時間前
イスタンブール空港到着
<イスタンブール空港とは>
2019年4月移転後、規模の大きな空港になりました。
★おすすめポイント
実際にとても広くて大きい空港だと感じましたが、国際線も国内線も1つのターミナルに集約されているためターミナル移動などがなく動線がわかりやすい!
イスタンブール空港 到着後の流れ
① 到着
② パスポートコントロール
③ 荷物受取
④ 到着出口:出口までの通路に税関あり(該当しない場合は立ち寄り不要)
① 到着後、とても分かりやすい案内表示があるため、迷うことなくパスポートコントロールへ
② 入国審査
入国審査の箇所も広くほとんど待ち時間がなく、スムーズでした。
質問等も特になく、パスポートの提示と顔の登録のみでした。
③ 荷物受け取り
発着便が多いため手荷物受け取り所がとても広く、場合によっては少し歩く場合もありそうでした。今回の便はではトルコに入国する方が少ないこともあり、エコノミークラスでしたが荷物はすぐに出てきました。
<同フロアにあるサービス>
輸送荷物に関しての問い合わせデスク
→ビジネスクラス利用の場合はビジネスクラス専用もあり
両替
→日本では日本円からトルコリラへの換金を行っているところがない。
到着後に1番最初に換金できるお店が到着ロビーに出る前にある。
④ 到着出口
⇒1か所に集約されており、わかりやすく、待ち合わせもしやすい。
出口途中に税関申告箇所があるが、今回は申請不要なため通過。
●HOTEL DESK&Tour Istanbul
<HOTEL DESK>
イスタンブールで最短乗継時間が大幅に空く場合、ホテル宿泊が無料サービス
・ビジネスクラス :9時間以上 ・エコノミークラス:12時間以上
◎利用ホテル
・TK契約ホテルより当日の空き状況に応じてアサイン。(市街地のホテルがアサイン)
◎利用方法
・「HOTEL DESK」にてパスポートと搭乗券を提示(事前申込は不可)
<Tour Istanbul>
イスタンブールで乗継をする場合、イスタンブール市内を無料で観光可能
・対象乗継時間:6時間以上(国際線から国際線への乗り継ぎのみ)
◎ツアー内容
・空港~市内間の送迎を含み、英語ガイド同行のもと主要観光スポットを訪問。
◎利用方法
・「HOTEL DESK」にてパスポートと搭乗券を提示
※ターキッシュエアラインズHPにて、事前申込も可能
●イスタンブール到着後、市街地までの移動
移動手段として、地下鉄・バス利用・タクシーなどがあげられますが、今回は、それぞれ大きいスーツケースを持っての移動であった為、荷物の負担を考慮して配車サービスUberを利用しました。
コストを抑えるのであれば地下鉄利用が良いですが、市街地までの移動には乗り継ぎが1回~3回程必要となるため、なるべく移動に負担をかけたくない出張者にとっては、Uberの利用がお勧めです。
<配車サービスUber利用について>
・日本出発前に事前にアプリをダウンロードし、アカウント登録と支払い情報(クレジットカード登録)を済ませておく必要があります。
※アプリの為、現地でネット環境がないと使用することができないので注意が必要
・支払いについて、イスタンブールでは、乗車料金は変動する為、ドライバーさんとの交渉が必要になります。
→実際に利用し、配車依頼してから乗車までの待ち時間は15~20分程度で、
ドライバーとはアプリ上でメッセージのやり取りができる(日本語対応可能)為、安心感がありました。
イスタンブールのおすすめホテル情報
【1軒目】Swissotel The Bosphorus -ボスポラス海峡を望む高級リゾート。歴史と現代が融合する贅沢な滞在を
Swissotel The Bosphorus(スイスホテル ザ ボスポラス) - イスタンブール、イスタンブールのホテル - ALL
【特徴】
・ボスポラス海峡と金角湾を望む壮大な景観を有するラグジュアリーな5つ星ホテル
・トルコ料理や中華など商談にも使える上質な食事体験ができるレストランやバーが併設
・受賞歴のあるスパ・フィットネスセンターにて快適なホテルライフを過ごすことが出来る
(個人的に、、)昼食ビュッフェで食べた“バクラバ”が今まで食べたお菓子の中でもTOP3に入るほど美味しかったです。
【こんな方にお勧め!】
仕事の生産性を維持しながらも、高級ホテルならではの快適さと贅沢さを楽しみたい方にお勧めです!
【2軒目】Novotel Istanbul Bosphorus -モダンな設備と海峡の絶景、ビジネスと観光を両立する機能的空間
Novotel Istanbul Bosphorus, Hotel in Turkey - ALL
【特徴】
・ボスポラス海峡の景色を楽しめる現代的な設備を備えたビジネスホテル
・レストラン、バー、フィットネスセンター、スパなどの施設を完備
・旧市街地・新市街地どちらへ行くにも徒歩圏内にある抜群の立地
(個人的に、、)イスタンブールの街並みを見ながらくつろぐことのできるカフェで飲んだチャイが未だに忘れられません。
【こんな方にお勧め!】
ビジネスと観光を両立したい、コストパフォーマンスを重視する実用的な方にお勧めです!
【3軒目】ibis Istanbul Airport -空港近接の便利さと手頃な価格で快適な短期滞在を実現
ibis Istanbul Airport, Hotel in Istanbul - ALL
【特徴】
・イスタンブール空港から15分ほどの抜群の立地と手頃な価格が特徴のホテル
・24時間対応のフロントデスクや客室の高速Wi-Fiなどビジネス向きの機能が充実
・レストラン、バー、フィットネスセンターなどを完備し、短い滞在でも快適に過ごすことが出来る
(個人的に、、)とにかく空港から近い!長時間かつ早朝着のフライトでしたが、すぐにこちらのホテルで休憩が出来ました。
【こんな方にお勧め!】
手頃な価格で快適な宿泊施設を求めるビジネス旅行者やトランジット利用者にお勧めです!
イスタンブール グルメ・観光・お土産情報
イスタンブール、ミュンヘン市街地を探索してみました。現地滞在中の空き時間の過ごし方、お食事、お土産の参考までにご覧ください!
<グルメ>
・Seven Hills Café & Restaurant:
マルマラ海で釣れる新鮮な魚料理をはじめとするトルコ料理を楽しめるレストラン。アヤ・ソフィアから徒歩3分程度の為、旧市街を訪れる方にはお勧めです。テラス席では、ボスポラス海峡やトプカプ宮殿、モスク等イスタンブールの美しい街並みを360度見渡せます!
<観光>
・アヤ・ソフィア(Ayasofya-i Kebir Camii):
ビザンツ帝国時代最大傑作と言われる世界遺産。キリスト教とイスラム教それぞれの建築様式が見られるのが特徴。右の写真のような美しいモザイク画が多く残っており、その美しい色彩と荘厳な雰囲気に目を奪われました。
・スルタン・アフメット・ジャミイ(Sultan Ahmet Camii):
内装には青いタイルが多く使用されていることからブルー・モスクと称され、その美しさから「世界で最も美しいモスク」とも呼ばれている。ステンドグラスから差し込む光と鮮やかな青色が幻想的で美しかったです。
どちらのモスクも、外観を見るだけでも非常に美しく壮大な歴史を感じられます。夜にライトアップされた光景も素敵でした!
<お土産>
トルコの伝統的なお菓子「バクラヴァ」の有名店をご紹介します。市内にある本店の他、イスタンブール空港内にもお店がありますので、ぜひ空港での待ち時間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
・ナーディル・ギュル
1843年創業「バクラヴァの王様」として称される、イスタンブールの老舗ブランド。バクラヴァとは、幾層にも重なったパイ生地に、ナッツを挟んで焼き上げ、最後に甘いバターシロップがかかったトルコの伝統菓子。
私たちも現地滞在中にバクラヴァを何回か食べましたが(写真右のパイ生地のお菓子)、パイとナッツの食感・甘さがマッチしており、コーヒーともよく合い、初めて食べた全員がファンになりました!
ミュンヘン出発
<出発までの流れ>
① 空港入口
② チェックイン
③ 保安検査/パスポートコントロール
④ ラウンジ
⑤ 搭乗ゲート
① 空港入口(ビジネスクラス/プライオリティの高い方)
ビジネスクラス利用者やプライオリティの高い方は専用の空港入口あり
※空港に入る前にセキュリティチェックあり(ホテルに入る際やショッピングセンターに入る際にもチェックあり)
② チェックインカウンター(ビジネスクラス/プライオリティの高い方)
ビジネスクラス利用やプライオリティの高い方専用のカウンター
チェクイン手続きをソファに座って待つことができる
★おすすめポイント
時間のかかるチェックインに関しても座って待つことができるので疲れない!
③ 保安検査/パスポートコントロール(ビジネスクラス/プライオリティの高い方)
チェックインカウンターを抜けるとビジネスクラスやプライオリティの高い方専用の保安検査あり
出国審査も質問などなくスムーズな印象
④ ラウンジ紹介
ターキッシュエアラインズ
<ビジネスクラスラウンジ・Miles & Smilesラウンジ>
◎営業時間:24時間
◎利用対象
・ビジネスクラスラウンジ
ターキッシュエアラインズのビジネスクラス利用者
・Miles & Smilesラウンジ
Elite会員以上
スターアライアンス加盟航空会社のゴールド会員
◎サービス
・食事(ビュッフェスタイル) ・セルフサービスのバー ・シャワー(12室)
・仮眠室 ・ロッカー
・シネマルーム ・キッズルーム ・ゴルフシュミレーター(ビジネスラウンジのみ)
食事コーナーはビュッフェコーナー・デザートコーナー・シェフによるオーダースタイルのコーナーと様々なバリエーションがあり、とても充実しております。またアルコール含むドリンクコーナーはラウンジ内に2~3箇所設置されている為、どこに座ってもすぐに飲み物を取りにいく事が出来ます。ビジネスクラスラウンジ・Miles & Smilesラウンジ共にラウンジ内はとても広く、広さ5600㎡、最大765名が利用可能となります。ソファ席や丸テーブル等エリア毎に様々なスペースがある他、1人用のボックス席も完備されている為、ラウンジ内で仕事をされている方もいらっしゃいました。
ロッカーは透明でガラス張りとなっており、施錠については指紋で可能です。シャワー室も完備されており、受付で申込をするとどなたでも利用可能です。
食事に関しては機内食同様にとても豪華な品揃えとなっており、ビュッフェコーナー・デザートコーナー・シェフによるオーダースタイルのコーナーと様々なバリエーションがあります。アルコールを含むドリンクコーナーは、ラウンジ内に2〜3箇所設置されている為、どこのエリアに座ってもすぐに取りに行く事が出来ます。
デザートも豊富な品揃えとなっており、トルコチャイやアイランといったトルコ名物コーナーもありとても充実しております。
⑤ 搭乗ゲート(ビジネスクラス/プライオリティの高い方)
搭乗ゲートまでは案内表示があるため、迷うことなく到着可能。
ビジネスクラスとエコノミークラスの列は分かれている。
●フライトについて
イスタンブール→ミュンヘンは、TK1629のビジネスクラスを利用しました。
・機内食:短距離線にも関わらず、充実した機内食の提供
・シート:1-2-1の配列でどの席からもダイレクトに通路へ出られるスタッカードシート、
シート自体はフルフラット対応
※詳細情報:Airbus A350 | フリート | Turkish Airlines ®
<機内食>
①前菜 ②メイン料理
ドイツ南部の歴史的な都市ミュンヘン
ドイツ南部に位置するミュンヘンは、ベルリン、ハンブルクに次いでドイツで3番目に大きな都市。芸術と文化の中心地としても知られておおり、歴史的な建造物が点在している他、オクトーバーフェストで有名なドイツビールやバイエルン料理など食の魅力も満載です。
出展:ミュンヘン - Google マップ
<現地で役立つ情報>
・電圧:電圧は230V。プラグはCタイプ、SEタイプ。日本とは違う為、変圧器、またはアダプターが必要です。
・チップ:チップは必須ではないですが、サービスに満足した際等に気持ちを示すものとして渡すと良いと思います。レストランやタクシー等での目安は、支払い額の10~15%程度。
・治安:ドイツ主要都市の中でも治安は良好。ただし、夜間出歩く際や、オクトーバーフェストやクリスマス等のイベント時で人が多く集まる時期には、スリや置き引き等特に気を付けましょう。
ミュンヘン空港到着
正式名: フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港
ドイツ南部のバイエルン州ミュンヘン郊外(市内から北東約28km)に位置する国際空港
今回はターミナル1を利用
<ミュンヘン空港到着後の流れ>
① 到着
② 入国審査
③ 荷物受取
① 到着
到着後の動線の案内表示あり
② 入国審査
入国審査ブースが2つと少なめ。
復路航空券の提示、ホテル予約の提示、渡航目的などの簡単な質問あり。
⇒すぐに航空券やホテルの予約をすぐに提示できるように準備しておくと良い!
今回は並び始めて審査終了まで約30分かかった。
③ 荷物受取
荷物受取のレーンもコンパクトな印象。
●ミュヘン到着、中央駅までの移動:今回利用したLufthansa Express Busをご紹介します。
<Lufthansa Express Busとは>
・ルフトハンザ航空が運営している、ミュンヘン空港からミュンヘン中央駅間を繋ぐシャトルバス
※ルフトハンザ航空を利用しない方でも誰でも乗車することが可能
・所要時間:約45分
・大人片道:12€ (オンライン) 13€ (乗車時購入)
~メリット~
・大型のスーツケースはトランクルームに預けられる為、荷物の負担が無くなる
移動時の負担を少なく、より快適に過ごしたい方にお勧めです!
~デメリット~
・時刻表通りには到着しない可能性がある
実際に私たちが利用した日は出発が15分程遅れたので、スケジュールがタイトな出張者にとっては注意が必要であると感じました。
座席幅は広く、シートや内装は落ち着いた雰囲気。充電も可能。長時間フライトの疲れが取れる快適さでした!
ミュンヘンのおすすめホテル情報
【1軒目】Sofitel Munich Bayerpost -歴史的建造物で味わう現代的な贅沢と快適さ
5 star luxury hotel Sofitel München Bayerpost - ALL
【特徴】
・中央駅の隣に位置する絶好のロケーション。歴史的な建物を改装した5つ星のラグジュアリーホ テル
・24時間対応のルームサービスで、深夜の仕事や早朝の出発にも柔軟に対応
・レストラン・スパ全てにおいて最高級のサービスを体験することが出来る
(個人的に、、)お部屋に温水洗浄機能付きの便座が付いていることに感動しました。日系企業 様の利用も多いようです。
【こんな方にお勧め!】
抜群の立地に加えて、洗練されたお部屋・サービスを求められるVIPの方に特にお勧めです!
【2軒目】Adagio Muenchen City -長期滞在に最適、自炊可能な設備で家庭的な快適さを都心で
Aparthotel in MUNICH | Book your Aparthotel Adagio Munich City
【特徴】
・食洗器や冷蔵庫、鍋などキッチン完備しているため、長期滞在に適したアパートメントスタイルのホテル
・高速無料Wi-Fiやコインランドリーなどビジネス滞在には嬉しいサービスが充実
・24時間利用可能なフィットネスセンターで、忙しい出張中も健康維持が可能
(個人的に、、)キッチンの設備など、私の家よりもしっかりしており、このままミュンヘン住みたいな~なんて思いました
【こんな方にお勧め!】
夕食などを自炊にすることでできるだけ旅費を削減したい長期出張者やご家族連れの方にお勧めです!
【3軒目】Pullman Munich -洗練された都会の空間で、ビジネスとレジャーをスマートに両立
Business Hotel Munich Schwabing-Pullman - ALL
【特徴】
・空港からバスで20分ほどと抜群の立地を誇り、ビジネス街に佇む機能的なホテル
・上質なアメニティと機能的なデザインで、旅の疲れを癒しながらも、ビジネスに集中できる広々とした客室
・洗練されたレストランやバー、充実したスパやフィットネス施設で、心身のリフレッシュを実現することが出来る
(個人的に、、)コンセプトが異なる複数の個室サウナがあり、サウナ好きの私にとっては、至福の空間でした。
【こんな方にお勧め!】
中心街から少し離れたビジネス街に位置する為、落ち着いて仕事を行いたいビジネスマンの方にお勧めです!
【4軒目】Mercure Muenchen City Centre -便利な立地とモダンな快適さ、環境に配慮したエコフレンドリーな滞在を
4 star Mercure Hotel München City Center - ALL
【特徴】
・2017年に全室リノベーションが入っているため、綺麗でモダンな作りのホテル
・道路に面した部屋には特殊な加工が施されており、外の音が殆ど聞こえないため、市内でも快適な滞在が可能
・プラスチック削減や水・エネルギー使用量削減への取り組みなど、環境に配慮した取り組みが多く行われている
(個人的には、、)木製のドリップコーヒーを初めて飲んだのですが、いつも飲むコーヒーよりもなんだか心が温かくなりました
【こんな方にお勧め!】
立地の良さと快適なホテルライフを両立したいご出張者様や社内でも環境に配慮した出張が推奨されている方にお勧めです!
【5軒目】ibis Muenchen City -リーズナブルで機能的、24時間対応の便利さで効率的な滞在を
【特徴】
・中央駅まで徒歩6分の立地の良さとコストパフォーマンスを両立させたホテル
・24時間対応のフロントデスクや朝食サービスなどビジネス渡航には嬉しいサービスが盛りだくさん
・すべての階にスロープがついていたり、朝食会場の段差にもリフトがあったりとバリアフリーへの対応が充実
(個人的には、、)バリアフリーに関して上記以外にも専用のトイレ設置など、GLの配慮が随所 に見られました。
【こんな方にお勧め!】
立地の良さとコストパフォーマンスを重視する出張者様にお勧めです!
●ミュンヘン周辺の移動 バイエルンチケットについて
<バイエルンチケット(Bayern Ticket)とは>
ドイツのバイエルン地方及び、隣国のドイツ近隣都市の一部の交通機関の乗り物が1日乗り放題のフリーパスチケット。利用可能な交通機関は広く、ドイツの国鉄が運行するローカル列車(IRE,RE,RB,Sバーン)の他、バス、トラム、ミュンヘン地下鉄(Uバーン)まで全て乗り放題。※ICE・IC・EC等の特急列車は対象外
<こんな方にお勧め>
ドイツ国内での移動が多く、現地でチケットを購入する手間を省きたい出張者にお勧めできます!
<バイエルン地域鉄道(RB68)を利用した感想>
ミュンヘン中央駅からフュッセン駅までの移動時にバイエルン地域鉄道を利用しましたが、車内座席(2等)のシート幅は余裕があり、窓も広いため開放的かつ快適に感じました。実際に車内でパソコン作業をしている方もいましたので、移動中に作業をしたい出張者にとっても便利であると思います。トイレも完備されているので安心です。
中央駅を入るとすぐに大きな電光掲示板があり、そこで自分が乗る電車が何番ホームなのかすぐに確認することが可能。駅構内にはレストランやショップもありましたので、待ち時間も有意義に過ごすことができます!
ミュンヘン グルメ・観光・お土産情報
<グルメ>
・Munchner Stubn:
ミュンヘン中央駅から徒歩1分という好立地にあるレストラン。メニューが豊富でボリューム満点のドイツ料理を楽しむことができる。明るい店内で入りやすい雰囲気があり、サービスもフレンドリーな印象でした!
・Hofbräuhaus:
世界一有名なビアホールともいわれるホフブロイハウス。本場のドイツビールはもちろん、名物の白いソーセージ等本格的なバイエルン料理を楽しむことができる。店内は、生演奏もありとても賑やかな雰囲気でした。ソフトドリンクの種類も豊富であり、子供連れで来ている地元のご家族も見かけましたので、お酒が飲めない方でも安心して楽しめます!
<観光>
・マリエン広場の新市庁舎
豪華なネオ・ゴシック様式の歴史的建築物。名物である仕掛け時計は、1908年から続くカラクリ人形のショーを日決まった時間に見ることができる。私たちが訪れた際は巨大なクリスマスツリーが飾られており、夜のライトアップされた様子は圧巻でした!
・ミュンヘン中央地下街内のスーパー「EDEKA Ernst」
中央駅内にある、地元の方たちも利用する一般的なスーパー。種類が豊富でお手頃な価格ですので、お土産を買うのにもお勧めです。私たちもここでお土産を沢山買うことができました!
<お土産>
・Ritter Sport: ドイツで人気のチョコレート。一つずつ小さい個包装に入っているので、大人数用のお土産にもお勧めです。種類が豊富で、スーパーマーケットやドラッグストアで購入できます。
・HARIBO: ハリボーは世界で初めてグミを開発した会社で、クマの形をしたグミが有名。日本で見たことのない種類が沢山ありました!ハリボーが生まれた都市ボンには「HARIBO Store」という種類豊富なハリボーグッツを購入できる専門ショップもあります。
●帰国に向けて
<ミュンヘン出発>
① チェックイン
② 保安検査/パスポートコントロール
③ 搭乗ゲート
① チェックイン
到着と同様にターミナル1を利用。
搭乗券(ボーディングパスは成田空港まで受取可)
② チェックインカウンター
イスタンブール空港のようにビジネスクラスやプライオリティの高い方専用のデスクの設置は
なし。エコノミークラスとビジネスで列が分かれており、エコノミークラスは込み合っている印
象。
③ 出国審査
出国審査ブースは2か所
審査官によるが、出国審査時にもいつドイツに入国したかなどの簡単な質問あり。
↓写真のような機械で出国審査が可能にみえる機会もあったが使用不可となっていたので利用な
し。
●フライトについて
ミュンヘン→イスタンブールは、TK1638のビジネスクラスを利用しました。
・機内食:短距離線にも関わらず、充実した機内食の提供
・シート:2-2の配列で、座席幅・足元ともにゆとりのある座席
※詳細情報:Airbus A321-200 | フリート | Turkish Airlines ®
<機内食>
①前菜 ②メイン料理
<ターキッシュエアラインズのビジネスクラス(長距離線)>
イスタンブール→成田は、TK50のビジネスクラスを利用しました。フライト時間は約11時間あり
ましたが、豪華な食事の提供、食後は客室乗務員によるベッドメイキングのサービスがあり、快適
に睡眠を取ることができました。
・機内食:離陸後・着陸前の充実した機内食の提供。※別途詳細案内。
・アメニティ:Lanvin Parfums とのコラボレーションで作られたオーダーメイドのトラベルキッ
ト。(靴下、アイマスク、歯磨きセット、耳栓、フェイスミスト、リップバームなどが含まれてお
ります。)
・シート:1-2-1の配列でどの席からもダイレクトに通路へ出られるスタッカードシート、シート自
体はフルフラット対応
※詳細情報:Boeing 787-9 ドリームライナー | フリート | Turkish Airlines ®
<機内食>
長距離線のビジネスクラスでは、客室乗務員の資格を持ったシェフが搭乗して、料理を提供してくれる「フライングシェフ」という他社にはないサービスがございます。
◎離陸約1時間後
①前菜(ワゴンサービス) ②メイン料理(左:ステーキ 右:パスタ)
③デザート(ワゴンサービス)
◎着陸約1時間前
①季節のフルーツとヨーグルト ②パンケーキ
<成田空港到着>
① 入国審査:顔認証ゲート。とてもスムーズな印象。
② 受託手荷物のピックアップ
③ 税関審査
税関の箇所ではVISIT JAPANを利用したため、すぐに到着ロビーへ今回は30分ほどで到着から到着
ロビーに出ることができました。
●Visit Japan Web
事前に利用登録しておくと、検疫、入国審査、税関申告の手続きをスムーズに行うことができま
す。※時間帯によってはVISIT JAPANの方が混み合う場合もあり。
ログイン | Visit Japan Web
おわりに
以上、イスタンブールとミュンヘンへの出張体験をもとに、ビジネス渡航に役立つ情報をお届けしました。ターキッシュエアラインズ の快適な機内サービスやアコーホテルの便利な立地など実際に体験して得られた知見は、皆様の出張計画に必ず役立つはずです。 両都市は、歴史と現代が融合する魅力的なビジネス拠点です。
この記事で紹介した情報を参考に、効率的で実り多い出張を実現していただければ幸いです。
ご不明な点やさらに詳しい情報が必要な場合は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
皆様のビジネスの成功を心よりお祈りしております。