知らないではすまされない 日本の常識は海外の非常識!?
日本で何気なく取っている常識の範疇の行動が、実は海外では非常識にあたったり、宗教や習慣の違いで相手を不快に思わせてしまうことも珍しくありません、ただ、それが渡航先の国の風習や規律を犯しているものであれば、身柄を拘束されてしまうことも!!
そうならないためにも、現地の慣習慣例ぐらいは、きちんと調べていきたいですね。
出張の周辺業務を効率化するための3つのポイントと、具体的な実施方法をご紹介します。
「すみません」と謝ったことが 後々自分の不利になる
まず、日本の常識が海外と違うもののたとえとして、車の通行方向があげられるでしょう。日本では車は左側通行ですが、アメリカや台湾などは右側通行です。さらに日本のように歩行者重視という考え方は海外では少なく、ほとんどが車メインのため、歩行には十分気をつけなければなりません。
もう一つ車に関することとして、万が一、交通事故を起こしてしまった場合、あまり容易に「すみません」という言葉を使ってはいけません。それは自分の非を一方的に認めることで、その後の警察の聞き取りや裁判の際に不利になることがあります。相手から「アイツは謝ったんだから、向こうが100%罪を認めている」と言って、その後の裁判で大きく不利になったという実話もあるほどです。
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日本ではアルコールOKでも アメリカではNGな年齢とは
日本では、20歳になればお酒もタバコもOKになりますが、アメリカでは21歳にならないと飲酒はできません。もし、出張に家族などの同伴が認められた場合には気をつけなければいけませんね。また小さな子どもを連れて行く場合、子どもを寝かしつけてホテルに残し、大人はちょっとバーへなどというときに、万が一子どもが起きて大きな声で泣いてしまうと警察を呼ばれてしまうことがあります。そうすると両親は、ひどい場合、虐待容疑で逮捕なんてことも少なくありません。
こうした犯罪を取り締まってくれる警察官でも、日本と常識がちょっと違います。日本の警察官といえば、気軽に話もしてくれて親しみやすい印象ですが、海外では安易に警察官に近づくと、不審人物とみなされてしまうこともあるようです。さらにこの警察官、国によっては偽物も横行していて、警察官の格好をしていた人に呼び止められ荷物検査を受けたところ、証拠品と言って財布や荷物を盗まれてしまうことがあります。ちょっと不自然と思った時は、一対一にならず人目の多いところで受けるなどの回避策が必要ですね。
こちらも日本は海外ほど厳しくない場合が多いので、起こしがちな例として、港や飛行場での写真撮影には注意が必要です。海外では、軍港や軍の飛行場が民間の飛行場と同じ場所にある場合があります。「港の景色がキレイ」「カッコイイ飛行機を撮影しよう」などという軽い気持ちでシャッターを切ると、ひどいときには全データの消去や、データの没収ということにもなってしまいますので気をつけてください。
文化や風習、認識の違いで 大きなトラブルに発展することも
宗教絡みでも、考え方の違いで大きなトラブルに発展することもあります。仏教では左手は不浄の手とされています。その手で子どもの頭をなでてしまうと、両親や周囲の大人から、ひんしゅくを買ってしまいます。同じく仏教では、肌の露出しすぎもタブーです。特に女性は気をつけたいものです。
敬虔な心の表し方で、こんなこともあります。タイなどでは映画館で映画が上映される前に国王の姿が映し出されます。その時にみんな立って敬意を払うのですが、その時座ったままでいると不敬罪に問われてしまうこともあるようなのでご注意を。
このように、世界にはさまざまな文化や風習、決まりごとがあります。日本の常識がすべて世界に通用するわけではないので、その国を知り、自分自身でも十分注意することが必要ですね。
▼出張の周辺業務を効率化するための3つのポイントと、具体的な実施方法をご紹介します。